もぐらくんの生活(Carpe diem)

COPDを抱えて、仮想空間「もぐら堂」で日々の生活をボチボチ綴っています。

もぐらの愛したブログ 20100521_123 心は追いつかない・・・

以前NHKが「みんなのうた」用に依頼して作ってもらったのに、
ボツにしてNHKが後悔した曲です。
もぐらは良い曲だと思うんだけどなあ。
 
 
もぐらです。
 
(@_@) 暑いです・・・
天気予報通りとはいえ、30°を超えました。
もぐらの住み処はあの「あついぞ!熊谷」にも近いので、夏の現場は
正直命がけです。
それでもこの時期は湿度も高くないので未だジャブ程度ですが、やはり
極端な気温の変動はあまり歓迎できません。
春と秋がどんどん無くなってきていて、体もきついし、情緒のありませんね。\(^。^)/
 
***
 
気温は別として、どういう訳か今日は朝から涙腺が少し緩い気がします。
朝、「ゲゲゲの女房」を見ていましたが何となくウルウルっぽく・・・
 
ご存じの通り、もぐらはしばらく扁桃腺で苦しんでいたのですが、その休養の最中の
5/13日に大好きだった先輩調査士が亡くなりました。
67才でした。
 
先生は昨年、ご自分の事務所でひとりで留守番中に脳梗塞のために倒れ、
戻ってきた補助者が救急車で搬送しました。
集中治療室からも出ることが出来て、リハビリも頑張っていましたが、倒れてから
1年も経っていない。
 
そろそろ引退して、伊豆の別荘で奥様とゆっくり過ごしたいと言っていました。
 
お通夜に伺いましたが、お顔を見ることは出来ませんでした。
でもきっと穏やかだったと思っています。
 
もぐらは決して死に慣れることはありません。
 
読経を聞きながら、ずっと思い返していましたが、死んだという事実が理解できません。
未だ事務所に行けばあの先生が居そうな気がします。
 
翌日の午後にはお骨になっている。
それが理解できない。目の前には未だ肉体があるのに・・・
 
人間は理屈と心は決して同調しないものなのだと感じます。
 
もう二度と会うことはない。それは分っている。
 
本当についちょっと前までは生きていた。
 
一体何が悲しいのだろうかと考えてみているのだけれども・・・
 
そんなこと分るはずがない・・・
 
では生きていたらこれからどうしたかったのかを考えてみる・・・
 
確かに言えることは、
 
いろいろ話したかったということ。
 
当たり前の毎日を迎えながら、当たり前と思っている日常の中で
関わっていること。
 
・・・そんなことが大切なんだなあ・・・
 
***
 
柳田邦夫の「不意の中断」という言葉・・・
彼はすごい言葉を世に出した。