もぐらくんの生活(Carpe diem)

COPDを抱えて、仮想空間「もぐら堂」で日々の生活をボチボチ綴っています。

【追加前半】もぐら勉強になりました!(^_^)/ 間質肺炎とCOPD(学習記録)

 もぐらです。 

 このブログに訪問してくれて、
 いろいろな形で応援してくれるみなさん、
 さらに、愛の告白を何度もしてくれるみなさん、
 いつも、とても、とても、たくさんのどうもありがとう。(^_^)/

 

 もぐらのカレンダーでは今日は「立冬」と言うことになっています。

 この時間、もう暑いので家中の窓を開けています。(+_+)

 

 今は夏なのか、秋なのか、初冬なのか?

 最近もぐらはよく分からなくなってきました。(^^;)

 

 さて、新しい薬も追加になり、夜間は涼しくなって、

 からだがよろこんでいるもぐらですが、前回記事のあと、

 ちょっと勉強して知識が増えました。

 記録の意味も含めてちょっと書いておきたいと思います。

 (もぐらは勉強しないので、勉強しましたという自慢をしたい!)

 

 もぐらが会員になっている、前回も触れましたが?、(参考・引用)J-BREATH =

NPO)日本呼吸器障害者情報センターの機関誌の OCT.2023 no.128号において、

 大垣市民病院呼吸器内科 安藤守秀先生と医療法人社団 至心医療会 呼吸ケア

 クリニック東京 臨床呼吸器疾患研究理事長 木田厚瑞先生のご両人の記事を読んで、

 今になって分かったことがあったので、同じ病気の方の役に立てばと思い、快晴の

 一日の束の間の時間を割いてみようと思ったところです。

 

 以下、具体的に簡潔に纏められたら幸いだと思います。(ここまでで帰ってOKでーす)

 ※必ずしも知らない方が良いと感じる方はここで止めて!

 

 まず間質性肺炎について:この疾患はX線やCT画像にて、両肺野にびまん性

 (=全体に広がる)[こういう意味さえ分かっていなかった]の陰影を認める疾患で、

 肺胞隔壁などの肺間質を炎症や繊維化病変の基本的な場とする疾患。

 原因は様々。(原因が特定出来ないものを特発性という)

 特発性でも様々なタイプがあるが、普段間質性肺炎と呼ぶものは「特発性肺線維症」

 (IPF)という。

 具体的には、肺胞隔壁などの肺間質と呼ばれる部分の炎症、繊維化と呼ばれる病変疾患の

 総称である。

 ここで炎症とは治ろうとする過程を言い、うまく治せない場合は繊維成分で固めてしまう。

 これを繊維化と呼ぶ。

 間質性肺炎とは何らかの原因で肺胞壁にダメージが生じ、多くの場合それが繰り返し生じ、

 うまく治しきれないで繊維成分に置き換わっていく。

 突発性肺線維症は今日でも最も治療の困難な疾患のひとつです。

 なぜならば、肺に慢性的な炎症を引き起こす原因、そして、病変を繊維化していく過程が

 これまでほとんど分かっていなかった。

 突発性間質性肺炎は年余の過程で肺の繊維化が進み、肺が硬くなり、酸素の取り入れが出来

 ない状態に進んで行く。

 多くの場合、進行は続き、厳しい経過をたどる。

 急性増悪を起こすと急激に進行してしまうことがある。

 治療:近年、「抗繊維化薬」も発見され、更に新薬の開発が望まれている。

 自覚症状が軽度で安定の場合 → 無治療で経過観察

 ◯薬物療法としては、(抗繊維化薬)ピレスパ、オフェブ、ムコフィリン

 *慢性期にはステロイドは適用しない。

 *免疫抑制剤も有効性不明。

 ◯非薬物療法としては、酸素療法、呼吸リハビリテーション

 

 以下は特に勉強になったこと。

 間質性肺炎と息切れ

 進行と共にわずかな動作でも激しい息切れを感じ、息切れは咳を誘発。咳は執拗に続き、

 呼吸を妨げるので、更に息切れが強くなる。

 呼吸リハビリテーションにおいて、息切れの軽減、咳の誘発を抑制することによって、

 日常生活の苦痛を和らげる。

 息切れは何故生じるのか?

 そもそも息切れとは何なのか。実は息切れを正しく理解することは難しい。

 息切れは知覚であるので、感覚刺激が必要な上、刺激を受容する器官がないと分からない。

 息切れ・呼吸困難感は息の異常を知らせる感覚。

 感じ取る感覚器官は肋間筋(肋骨と肋骨の間に張っている筋肉)の筋紡錘、と呼ばれる感覚器

 であることが知られている。紡錘筋は筋肉の動きを正確に把握し、呼吸が正しく行われている

 か確認している。

 何らかの理由で呼吸が正しくないとき、我々は息が苦しいと感じる。

 また、呼吸量が増えて胸の筋肉に負担がかかると息が苦しいと感じる。

 以上から、呼吸困難感には、「呼吸がうまくいっていない」と言う感覚と「呼吸が辛い」

 というふたつの感覚があるが、通常、我々は両者を区別していない。

 酸素の不足はこの呼吸困難感を修飾する。

 しかしながら、酸素の不足は直接的な感覚としては、むしろ弱いもので、酸素不足による

 呼吸量の増加、及び乳酸が発生することによって、血液が酸性に傾くことが、より知覚に

 作用し、二酸化炭素の増加も呼吸困難感を修飾する。

 呼吸困難感は複合知覚というもので、分かりやすいのは「おいしい」と言う感覚。

 味覚・香り・舌触り・見た目・気分・体調・価値観・思い出という様々な要素で修飾される

 感覚。

 呼吸困難感は複合知覚であることは、患者をサポートする側もしっかり理解しておかないと

 いけない。

 

 ・・・ここで、もぐら、少し疲れてきました(+_+)

 

 今日はここで記事アップし、書き残し分の「間質肺炎における息切れの生じ方」という、

 とても大切な理解は次回、この記事に追加する形で書きたいと思います。

 

 疲れたら休むのが一番!と自分に言ってしまうもぐらです!(^_^)/

 

 音楽は今回特には不要かなと思うんですが、

医学とクラシックって、結構似ている気がする

 ので、HAUSER からですが、1曲どーぞ!(*^_^*)

 

 こころを休めましょう!(*^_^*)

 

追加分は遠からず・・・(^_^)/