もぐらくんの生活(Carpe diem)

COPDを抱えて、仮想空間「もぐら堂」で日々の生活をボチボチ綴っています。

もぐらの愛したブログ もぐら歴 02056 今日の一期一会?

もぐらです。


今日も寒いです。おまけに強風も吹いています。
降雪地方は大雪、北海道は終日零下などという怖い予報をしています。
そちらの地方の方は十分気を付けて下さい。
大変さを思いますと、もぐら頭が下がります。

昨日は皆様にご迷惑・ご心配をおかけいたしました。
皆様のアドバイスに従い、
首にタオルを巻き、風邪薬と栄養剤を飲み、スープに生姜を入れて、水分を多めに採り、
背中が痛かったので、前に買った温感湿布を貼り、とても寝心地の良い布団に安心して
寝ました。☆(万全でしょ。)
おかげさまで今日は気持ちも体もとても楽です。\(^_^)/
いろいろありがとうございました。

・・・

さて、お客様のところから帰ってきて、パソコンのテレビを付けましたところ、
NHKアーカイブスというのをやっていました。途中でしたが、永平寺のお話でした。

ちょうど画面は永平寺の当時の頂点に立つ宮崎奕保(えきほ)禅師(当時104才)
のお話でした。作家の立松和平のインタビューでしたが、その際の禅師の言葉を今日は
載せたいと思います。

立松 「座る(座禅)時には何を考えていらっしゃいますか?」

禅師 「何も考えない・・・妄想せんことや・・・いわゆる前後裁断や・・・
    その時その時 一息一息しかないんだ・・・
    だから・・・なんか考えたらもうそれは余分や・・・

    座禅ということはまっすぐということや・・・
    まっすぐというのは・・・背骨をまっすぐ 首筋をまっすぐ・・・
    右にも傾かない・・・左にも傾かない・・・
    まっすぐということは正直ということや・・・
    心身一如やから 体をまっすぐにしたら心もまっすぐになっとる」

立松 「そうすると生活のすべてが禅と言うことになるのですか?」

禅師 「そういうこと・・・
    スリッパを脱ぐのも座禅の姿や・・・
    スリッパをそろえるのが当たり前のこっちゃ・・・
    例えばスリッパがいがんでおったら(ゆがんでいたらのこと)
    ほうっておけないんだ・・・
    スリッパがいがんでおるということは自分がいがんでおるんだ・・・
    自分がいがんでおるから・・・
    いがんだやつが直せないんだよ・・・

    だから物を置いても
    ちぐはぐに置くのとまっすぐに置くのと
    すべて心が表れておるんだから
    心がまっすぐであったら
    すべての物をまっすぐにする必要がある・・・」

立松 「それが座禅の姿ですね」

禅師 「人間はわがままが自由やと思っておる・・・ 
    ちゃんと型にはまったものが
    平生底(へいぜいてい=日常)でなければならない・・・」

立松 「永平寺は自然に包まれて良いところですね。禅師は大自然をどう思われますか」

禅師 「自然は・・・立派やね・・・
    私は日記を付けておるけれども 
    何月何日に花が咲いた・・・ 何月何日に虫が鳴いた・・・
    ほとんど違わない・・・
    規則正しい・・・ そういうのが法だ
    法にかなったのが大自然
    法にかなっておる・・・だから
    自然の法則をまねて人間が暮らす・・・

    人間の欲望に従っては迷いの世界だ・・・
    真理を黙って実行するというのが大自然

     ・・・・・・

    時が来たならば ちゃんと花が咲き
    そして黙って
    褒められても褒められんでも
    すべきことをして黙って去っていく
    そういうのが実行であり、教えであり・・・
    ・・・真理だ・・・」

先日の女性書家もそうでしたが、この禅師の少ない言葉も何か
考えさせられるものがありました。

もぐらすぐには理解が追いつきそうにもないですが、後日のためにも
載せておこうと思いました。

テレビの画像ではありましたが、この禅師のお話を通じての出会いは
もぐらの今日の一期一会と言っても良いような気がします。\(^_^)/

もぐら褒められても褒められなくてもブログ書いていこうと思います。


遅れましたが、これから皆様の方に伺わせていただきます。\(^。^)