もぐらくんの生活(Carpe diem)

COPDを抱えて、仮想空間「もぐら堂」で日々の生活をボチボチ綴っています。

もぐらの愛したブログ 02097 ツレがうつになりまして(読まなくても、スルーでもOK)

もぐらです。
 
今日もぐら地方はとてもいいお天気になりした。(^o^)
まさに春でした。
 
日差しは暖かく、風もなく、お墓参りに行ったのですが、
まるで行楽のような人出でした。
今日行けてよかったあ。\(^_^)/
 
・・・
 
PCの方は復旧継続中です。
ちょっと考えるところがあって、業務に必要な分からその都度
入れていくことにしました。
 
何かせっかくの時間がPCにとられてばかりもどうかなあ?
 
・・・
 
さて、昨日の記事のタイトルは誤解を招き申し訳ありませんでした。<(_ _)>
 
ツレがうつになりまして」というのはNHKで放送した番組のタイトルです。
その再放送の最終回を見ていたのです。
 
以前書いたことなのですが、もぐらは親父もぐらの介護を6年位した後、見送りましたが、
親父は認知症も抱えていました。
 
5年目ぐらいだったでしょうか・・・もぐら所謂介護ウツになりました。
病院にも行き、薬も服用していました。自分で抜けたなと感じたのは、親父もぐらを
見送った後、しかも2年ぐらい経ってからでした。介護ウツの最中に最愛の親父を
失ったことはダブルパンチになったようです。
 
今日はもぐらのその経験を書きたいわけではありません。
 
そんな経験をした後で、先のNHKのドラマを見ていたら、ふと自分を振り返ったので
思ったことを書き留めたいと思ったのです。
 
もぐらは実直な部分があると皆さんから評価していただいていますが、当時は
それが全く裏目に出たようです。介護も認知も初めてのこととはいえ、あまりに
真正面から受け止めてしまったのでしょう。全力を尽くしてあげたいという気持ちも強く、
はじめは気持ちに余裕もありましたが、やはり長くなってきます。認知は戻ることは
ありませんし、高齢ですので体調も下がっていきます。
 
自分では日常の中に組み込んでいると思っていましたが、やはり心には負担が
あったのでしょう。
 
ある日のふとした一言の疑問から崩れました。
 
「いつまで続くんだろう・・・」
 
それからは自分の調子が落ちていきました。
 
結果的には嫌々ながらの方がよかったようです。
自分を守るから・・・
もぐら張り合いさえ持っていたので、どんどんのめり込んでしまったんですね。
自分の限界も考えることなしに・・・
無意識にがんばってしまうというのが一番怖い。
 
その後、何かで出会った言葉・・・
「介護はどんなに尽くしても悔いが残る」
もっと早くこの言葉を知っていればと思います。
 
自分ではよくやったと思いますし、母もぐらも「よく尽くしてくれたね」と
言ってくれたので後悔はありません。
 
・・・
 
介護ウツが抜けた後、もぐらは生まれ変わったとはっきり感じました。
行動も変わりましたし、考え方は180°とまでは言いませんが、自覚できる
ぐらい変わりました。
 
自分で自分がかなり見えるようになりました。\(^。^)/
それまでは自分が自分がという気持ちとモーレツな感じがしていましたが、
今は違います。
 
心なのか頭なのか、それは今もわかりませんが、以前はかなり気持ちが
スクエアだったような気がします。四角のまま変形しないんですね。
いつも角張ってぶつかっている。柔らかさというか、柔軟さがありませんでした。
 
今はまるでふにゃふにゃ?(笑)\(^。^)/
 
今はすべてにおいて完璧も求めませんし、むしろすべては中途半端なまま
過ぎていくのだろうと思っています。
 
身内を失うという、ある意味平凡な人間における最大の悲しみを経験したことも
大きいのかもしれません。
 
・・・
 
そして今は生まれ変わった新しいもぐらが、もちろん日常いろんなことがありますが、
これからの時間を楽しみに毎日実験しながら楽しく過ごしているわけです。
 
とてもいい皆さんにも恵まれ、毎日、明日が来るのが楽しみ。\(^。^)/
 
今日も生きててよかった!\(^。^)/
 
(とっても長くなってしまいました)\(^。^)