もぐらくんの生活(Carpe diem)

COPDを抱えて、仮想空間「もぐら堂」で日々の生活をボチボチ綴っています。

自分が解体(崩壊)される心地よさは例えようがない

 もぐらです。

 今日は晴天で、湿度の低い心地よい風があり、とても快適を感じています。

 明日は17年間、我が家のアイドルだった犬のシュガーの一周忌に当たります。

 もぐらの誕生日の前日に17歳で死にました。

 犬ながら、手数をかけることもなく、眠るように息子の手の中で死にました。

 もぐらは数分でしたが、間に合いませんでした。

 

 さて、今日はYoutube養老孟司さんの動画を見ていましたが、見ていると、

期待通り、悉くもぐらの中の常識というか、基準というか、を見事に粉砕して

くれるんですね。

 そのときの爽やかな快感というのは、何物にも代えがたい物です。

 

 ずいぶん昔、未成年の時、母方の本家の大叔父が「もぐら、二十歳を過ぎたら

誰も注意してくれないぞ!」と言ったことがあります。もぐらはそれをずっと心の

中で覚えていて、気をつけていました。

 

 もぐらは資格を取って、自営業で生きてきたので、独立したときから最高責任者

です。

 責任を取るのは良いのですが、誰もバカだとか、良くないとか、言ってくれる人が

いなくなってしまった。

 これはかなりの孤独で苦しみでもあります。

 素直に褒められれば褒められるほど、褒められるのが嫌になってくる。

 おまえバカだなぁ、って言って貰える人が欲しくなります。

 まぁ、自分が弱いと言えば弱いんですけど。

 

 最近になって、新たな生き方を模索しているせいか、ハッと気づかされることに

出会うと非常に幸福感を感じます。

 自分という虚像をどこまで壊せるのか、今の楽しみでのひとつであります。

 

 そんなことを今日はちょっと、思いました。

 毎回のことですが、纏められないのだから、いっそ結句は「纏めず」にした方が

良さそうです。(^_^)/